茶縁では京都宇治・城陽の手摘みのお茶を中心に、主要産地の茶葉を取り扱っております。
茶道で利用する特別な抹茶から、食品加工に適した抹茶、お求めやすい抹茶まで、
用途により収穫時期や摘採方法、品種・品質の異なった様々なバリエーションの抹茶を取り扱っております。
抹茶・日本茶を多種多様な形で取り扱う、全ての業態のお客様へ向け、ご提案・卸売をしております。
細かな疑問やお問い合わせにもご対応させて頂きます。
また、サンプル等のご依頼も是非お気軽にご相談ください。
宇治・城陽の手摘み抹茶
伝統と自然が織りなす至高の逸品

宇治と城陽は、日本茶の聖地の中でも特に豊かな自然環境に恵まれた地域です。両地域はそれぞれ異なる特徴を持っており、どちらも茶葉栽培に最適な環境です。
そこで育てられる茶葉は、特別な風味と香りをもちます。宇治と城陽の抹茶は一番茶のみを丁寧に手摘みし、伝統的な栽培方法と地域特有の土壌によって、極上の風味と品質を誇ります。
まず、宇治と城陽の抹茶は共に「覆下栽培」によって育てられています。この方法では、茶畑に覆いをかけて直射日光を遮り、茶葉の甘みと旨みを引き出します。
中でも、最高級品質の抹茶の一部では「ほんず栽培」を用いることで、天然の藁などを使って光の量を調節し茶葉に深い味わいを与えています。この技法によって、抹茶の品質が一層高まります。
◆ 宇治抹茶の特徴
宇治は山地に位置し、粘土質の土壌が特徴です。粘土質の土壌は栄養素を保持しやすく、茶葉に豊かな風味を与えます。この土壌は、抹茶の甘みや深みを引き出し、色鮮やかで芳醇な味わいを持つ抹茶を生産します。山地特有のミネラル分が抹茶に独自の風味をもたらし、宇治抹茶はその豊かな香りと味わいで高く評価されています。
◆ 城陽抹茶の特徴
一方、城陽は川べりに位置し、水捌けの良い土壌が特徴です。この良好な水捌けにより、土壌の通気性が保たれ、茶葉が健全に育ちます。水分が適度に管理された環境で育つ茶葉は、より純粋でクリアな味わいを実現します。城陽抹茶は、その透き通った風味とバランスの取れた味わいで知られており、抹茶の奥深さを楽しむことができます。
自然の豊かさと伝統の恵みが凝縮
「山の茶葉」と「川の茶葉」
茶葉の品質は、土壌や日照時間などの茶畑の環境によって大きく左右されます。古くから「山のお茶」と「川のお茶」を組み合わせることで調和のとれたお茶ができると伝えられています。
どちらの抹茶も、最高級品質の手摘み抹茶として、自然の豊かさと伝統の恵みが凝縮されています。特別な瞬間を彩る至高の逸品をぜひお試しください。


コストパフォーマンスの高さと力強い風味を実現する
製菓・製パンメーカー様向けの抹茶

弊社の製菓・製パン向け抹茶は、一般的な飲用抹茶とは異なり、特に渋みと苦味が強い点が魅力で、砂糖やバターなど、他素材の使用量が多いレシピでも抹茶の味わいをしっかりと際立たせ、深みのある風味を加えることが可能です。抹茶の特性を最大限に活かした製品作りに、ぜひお役立てください。
霧と山々が生むまろやかな味わい
南山城村・和束の和紅茶
和紅茶は、日本の四季豊かな風土で育まれた茶葉を使用して作られる紅茶です。渋みが抑えられた優雅で柔らかな味わいと上品な香りが特徴で、日本独自の風味が楽しめるお茶として人気があります。
中でも南山城村と和束は京都府相楽郡に位置し、自然豊かな環境が広がる地域です。どちらも古くから日本茶の産地として名高く、特にその気候条件が高品質な茶葉の栽培に適しています。

◆ 南山城村・和束の和紅茶とは
南山城村と和束町は、山間部の冷涼な気候と豊富な水源に恵まれており、お茶の栽培に理想的な環境です。また昼夜の寒暖差が大きく、霧が多く発生します。霧は茶葉に適度な湿度をもたらし、茶葉が柔らかく育つのに役立つため、茶葉に豊かな香りと深い味わいを与えます。
このような条件のもとで作られた和紅茶は、ほんのりとした甘さとまろやかな口当たりが特徴です。
◆ 和紅茶の可能性とは
近年、和紅茶は国内外で注目を集めています。日本の伝統的な製茶技術を活かしつつ新しい味わいを提供しており、その独自性が高い評価を得ています。
和紅茶の人気が高まる中、今後もその需要が伸びることが予想されています。風土と歴史が育む極上の味わいをぜひご堪能ください。